Hangar No.19


C-1"SKE VERSION"
【JASDF 401SQ】
《SKE48 Version》

(ハセガワ 1/200)

Roll Out  2020/03/10

▼実機について(ざっくり)

 アメリカから供与されていたC-46カーチス輸送機の後継機として開発された国産ジョット輸送機。
 昭和49年9月7日にXC-1試作1号機がロールアウト、同年11月22日に初飛行。
 生産機数は試作機を含め31機。

 入間基地の第402飛行隊、小牧基地の第401飛行隊、美保基地の第403飛行隊に配備。
 後に第401飛行隊はC-130Hに機種変更、第403飛行隊はC-1の後継C-2に機種変更したため、現在C-1FTB、EC-1以外は第402飛行隊でのみ運用されている。

 昭和58年よりC-1FTBとEC-1以外の機体は、胴体上部に夜間・悪天候時の編隊飛行や物資投下精度を向上させる編隊航法装置(SKE:Station Keeping Equipment)を設置している。
(参考 Wikipedia等)

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▼製作ログ

 「川崎 C-1 "SKE VERSION"」の発売当時は当然のことながら同じ名前の国民的アイドルグループは存在せず、また、そんな機体を買ったことすら忘れていて、柏崎赴任にあわせて「処分すべく」実家から運び込んだ蜜柑山の中から発見。→関連ブログ記事

 小スケール機なのでパーツ数も少なく、パーツの合いもほぼピタパチ。ウインドシールドの後ハメが困難なくらいのピタパチ度合い。
 合いが悪いのはエンジンポッドとエンジンパイロンくらいで、隙間が目立ちますが、直していません。
 飛行姿勢にするため閉じた脚カバーと胴体の合いも今イチでしたが本来の組み立て方ではないので不問。

 塗装はMr.カラー特色を使用、粘着ゴムでマスキングして迷彩塗装。
 本来のパターンよりかなり大雑把ですが、とにかく早期に完成させることが目的だったのと、特徴のある迷彩なので「C-1にしか見えない」のでこれでOKです。
 主翼下の胴体部分を先に塗装してから主翼を接着したのでその点は手間がかかっています。

 デカール(飛行隊、機番)ですが、SKEと言えばどうしても「SKE48」なので、ヲタ丸出しで所属飛行隊はSKE48と同じ愛知の小牧基地所属第401飛行隊、機番は「048」にしてしまいました。
 キットには第401飛行隊のデカールが入っていないため、C-130Hから流用しようと思ってこれまた処分予定の蜜柑山を探していたら、第401飛行隊のデカールが付いている「C-1ナチュラル・メタル」が発掘され、さらに飛行姿勢スタンドが入っていたため、これからも飛躍し続けて欲しいとの願いを込めて飛行姿勢で製作することに決定。
 前述のとおり第401飛行隊にもC-1は配備されていたのでここまではノンフィクション。
 ただし実機は31機しか生産されていないので機番の「048」は完全にフィクションです。
 シリアルナンバーは最終号機の31号機が登録されたのが1981年でシリアルナンバーが「18-1031」なので、その後も継続して生産されたとすると1984年まで製造された可能性もあるので「48-1048」のダブル48にしました。
 デカールに1974年登録の「48-10xx」が2機分あったのでこれをそのまま使い、1機分の「48」を切り取って機番の「048」に充てています。
 なお、飛行姿勢はネオジム磁石を仕込めば機体に穴を開けずに作れたことに完成してから気づきました(^^;

 デカール貼りは前回のF-2Bの反省を踏まえて、一旦クリア塗装してからデカールを貼り、半ツヤクリアで仕上げました。
 半ツヤ塗装にはMr.カラーの「GX114 つや消しスーパースムースクリアー」を使用。
 ただしつや消しの中にも光沢がある感じにしたかったので、GX114と普通のクリアーを3:2くらいで混ぜて使いましたが、かなりいい感じに仕上がりました。

 折しも製作中の2月7日にそのSKE48を10年以上引っ張ってきたエース松井珠理奈が卒業を発表。
 感謝・慰労の意も込めてここに完成。

 余談ですが、珠理奈と切っても切れないのが麻里子様。これは「MARIKO JET」も完成させろと言う啓示か?


▼追記(2020/05/04)

 「SKE VERSION(飛行姿勢)」+「松井珠理奈卒業(発表)」+「あのドラマ」でこんなヲタ話を作ってしまいました。→「翔べ!珠理奈、翔べ!ハリウッドへ」


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