File8 軍備増強

 と書くと何やら誤解を受けそうだが、期待していたハセガワ1/48KawasakiT−4ブルー・インパルスとタミヤ1/700海自輸送艦”おおすみ”が我がRDF(Racco Defense Force)に配備−正確には予備戦力としてストック・ヤード行き−された。 どちらもまだ封を切っていないので、合わせがどーだとか、バランスがこーだとかということはわかりません。そういったことは再来月あたりの模型誌の作例記事でわかるでしょう(他力本願)。

 T−4は、フラップ・ダウン、空気取り入れダクトとエンジンのファンブレード再現、パイロット2体付きという構成で、ヨンパチ(1/48)クラスでは「並」の構成ではないかと思います。ただコクピットはデカール表現のようです。デカールは1998年と1999年仕様が用意されています。

 おおすみは、タミヤ初の現用艦船ですが、エアクッション艇(LCAC)2隻、輸送ヘリ(CH-47J)2機のおまけ付きで、LCAC(”エルキャック”と発音)が発進する艦尾ランプドアを開状態で組むこともできます。海自の新鋭艦とは言え、輸送艦だけあって武装がほとんどない分、護衛艦などの戦闘艦艇と比べるとパーツ数が非常に少なくなっています。船体に平甲板とシンプルな艦橋構造物、申し訳程度の武装(CIWS)や通信機器類を接着したらほぼ完成です。そのせいで付属のLCACのパーツ数がやたらに多く感じます。
 おおすみ(平仮名だとわかりにくい)のほぼ真っ平らな甲板を見ていると、米海軍の強襲揚陸艦(軽空母と呼ぶ場合もある)のように
垂直離着陸機ハリアーを載せたくなります。実際にやったら、ハリアーの排気熱で甲板の塗装が熔けてしまうでしょうが...模型の世界では「甲板に耐熱塗装をした」ことにしてしまえばOKです。しかし、いかにおおすみの外見が「航空母艦」に似ていて、架空の設定であっても調子こいてファントム”日の丸”トムキャットを載せてはいけません。どう理屈をつけても発艦できません。笑われるのがオチです。

 それと旧式戦闘機群の現役復帰が決定。先日過去の作品を入れたスーツ箱(※)を開けてみたら、
F-86F戦闘機(ブルー・インパルス)とF-104Gスターファイター(西独海軍仕様)が何とか補修できそうなので、作品ギャラリー−RUNWAY−に掲載することにした。期待しないで待っていてね。もう一つのスーツ箱の中に入っているF-4ファントム群も後で確認しないといかんです。

(※)スーツ箱…今はスーツを買うと携帯できるビニール製のスーツ・カバーに入れられてくるけど、昔はボール紙製のしっかりした箱に収められてきた。今保管庫代わりに使っているのは15年以上前にスーツを買った時のもの。1/72クラスのジェット戦闘機を収めるにはちょうどいい大きさ。


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