某月某日某模型店（SITE-50でははっきり書いているけど）で目撃。
　４０代の男性客、店に予約をしてあったらしく、ハセガワの1/72キット数点と1/32F-5Eタイガー�Uの限定版２点−いずれも新製品である−を店員から受け取りながら、ハセガワの発売予定表を見て、1/48のセンチュリー・シリーズ全点と他数点を３個ずつ予約する。そこまではいいとしても「じゃあこれ返すわ、貸しということにしといて」と1/32タイガー�Uを１つ返品。 どうも話しのスジからすると新たに予約した分で予算オーバーになりそうなので返品したらしい。
　自分で予約しておきながら余りにも自分勝手である。いくつ売れるか分からない1/32のタイガー�Uをこれ以上増やされても模型店側としても困るのではないか？少なくとも在庫予定外のキット１つ分のスペースが店頭なり倉庫に余分に必要になったのだから。

　予算オーバーならば、新たに購入する方をセーブするのがスジであろう。会話からするとどうやらお店の常連らしいが、それであっても最低限のルール（責任）があってしかるべきではないだろうか。大人なんだからさ。

　「なかなか買いに来れないからさぁ」などと言いながらドカドカ手当たり次第予約して、都合が悪くなると平気でドタキャンする。たかがプラモデル１つの売り買いでと思うなかれ。趣味の世界であるからこそ其処に人間性が出る。