File25 90式戦車

 巷で噂の東京マルイのラジコン90式戦車を買う。なかなか入手できないという情報もあるが、7月2日に宮原のイエローサブにて購入。

 AFVマニアからすればいろいろあるだろうが、スタイル的に特に問題と思うところは無い。

 別パーツとなってる小パーツも塗装済みなのはありがたい。プラモデル的に作るのであれば、パーティングラインやゲート口にペーパーがけをして、再塗装すればよろし。ここでグンゼ産業から出ている「陸上自衛隊カラー」が役に立つのではないかと思うが、あいにく持っていない。
 それから車長のタンクジャケットが単色なので、各種資料から最新のパターンで塗装してやるとぐっとモデルが引き立つ。

 取扱説明書の中でも謳っているが、スケールが1/24なので他のカーモデルと並べることもできるので、ランクルなどの4WD車をオリーブドラブで塗装して脇に置いても結構いいのではなかろうか。

 さて、肝心の動きのほうは、まず前進は通常速とブースト速の2速だけなので微速前進はできない。通常速でも結構な速度でガーっと進んでしまう。この点を「速すぎる」と批判する人もいるようだがオモチャとして遊ぶ分にはこれで十分だと思う。ただし、段差を乗り越える時などガツンとぶつかって行くのでその分壊れやすくなるのではないかと心配される。
 砲塔の旋回速度については、こっちは「遅い」と批判されているようだが、重厚感があっていいのではないだろうか(実物の90式戦車の砲塔旋回を見たことが無いのでなんとも言えないのだが)
 スイッチ1つで操作する砲身の上下動は、上限に達するまで上がり続け、上限に達すると自動的に下げ運動に入り、下限に達するとまた自動的に上げ運動に入るという、任意に上下動できない構造なのが唯一残念なところ。
 目玉のBB弾による主砲発射は、カタログデータ上では最大射程25mを誇るだけあって、弾速が速く、近距離射撃だと弾道を追うことができない。砲威力はまだ未確認。
 この主砲の性能を最大限生かして遊ぼうとすると、室内だと8畳間くらいでないと面白くない。
 かと言って外に持ち出すとおそらく直ぐに足周りが壊れてしまうと思われる。取扱説明書にも屋内で遊ぶよう明記されている。屋内と言っても、絨毯は履帯(「キャタピラー」はキャタピラー社の登録商標)がからまったりするので、畳やフローリングがベスト。
 「流鏑馬」のように走行間射撃(走りながら主砲を指向して射撃する)もできるが、複数の動きを一緒に行うと当然のことながらバッテリーの消費が早まるので要注意。

 やはりお手軽に室内でもべる電動RCは息抜きにお遊びで操縦するには大変よろしい。去年、勢い込んで買ったはいいが、1回走らせた後、箱の中で寝ているロータス・ヨーロッパも復活させないと...

00.7.10up


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