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10月29日、新宿某クリニックでの人間ドック(一泊二日)帰りに千駄ヶ谷の全郵政会館で開催されている「第27回 大激作展」に行ってきました。こういった展示会に行くのは初めてです。
持参していたモデルアート最新号(12月号)には案内が載っていなかった(11月号に掲載)ので、宿泊先ホテルのロビーにあった100円で10分使えるPC(インターネット)で、ピンバイスのHPにアクセス、場所をメモってからクリニックでの2日目の検査終了後、千駄ヶ谷駅へ。
ノートPCや雑誌で重いバッグを千駄ヶ谷駅のコインロッカーに預け、全郵政会館へ。
会場の地下大会議室入口で受付(任意、しなくてもOK)を済ませ、参加クラブ会員の方々の力作を拝見。
今回の大激作展は、ホラ・ブロワーズが偵察機、ストールが民間機・ベトナム、無名会が1/48A-4スカイホーク、リバティウイングがイタリア機となっています。
入口に一番近いテーブルのストールのテーブルには、米軍、ベトナム軍のベトナム戦機がズラリと並んでおり、懐かしのエッシーの1/72ファントムII(海軍型)の姿もありました。思い起こせば超絶ディテールのモノグラムは別格として、フジミ、ハセガワから相次いで1/72ファントムIIが出るまでは、エッシーがベストキットでした(もっとも「超絶ディテール=作りやすい」ではないが)。
エッシーのファントムはコクピット等一部甘いところもありますが、作りやすさから言えばフジミのファントムより作り易いと思います(私が初めて作った1/72ファントムIIがエッシーのF-4Eを改造(?)した「ファントム無頼」だった)。
奥のホラ・ブロワーズのテーブルには偵察機の定番、各国の1/48RF-4C、RF-4Eが並んでおり、「偵察機」というより「ファントム祭り」の様相を呈しています。製作者のプレートを見ると、T-4ブルーインパルスのカラーデザインの原案者で、ファントム好きでも有名な斉藤章二氏の作品でした。
また、垂直尾翼の衝突防止灯に電飾を仕込んだ1/48F-4EJ改のヴィネット(小さいジオラマ、昔は全て一括りでジオラマと呼んでいた)も展示されていました。
1/72でも点滅回路を台座に仕込んで、光ファイバーを始動車経由でコクピット後方、垂直尾翼に引っ張って衝突防止灯を光らせることも出来そう(始動車が必要な旧式機ならでは) 。
無名会のテーブルには飛行姿勢のA-4ブルーエンジェルスが展示されており、「アクロは数」(+飛行姿勢)ということを痛感。
その他にもクラブ(サークル)以外のスポット参加で、タミヤの1/32ファントムIIの胴体前部を改造(ディテールアップ)したものや、一瞬某社が提案した中等練習機MTX案(現T-4)かと思ってしまった、Me262の改造らしい架空空自練習機(←佐藤御大の「レッドサンブラッククロス」に出てきそうな機体)も展示されていました。
ちなみに私が会場にいた30分ほどの間、携帯電話で写真を撮っていたのは私一人でした(私は「行ければ行く」くらいの予定でしたので、ちゃんとしたカメラを用意していませんでした)。
私自身、クラブ活動に入っていない帰宅モデラーな上に、資料はインターネット集めるヒッキーモデラーですので、人様の作品を直に見る機会が少ないため、こういった展示会は非常に参考になりますし、模型制作のモチベーションも上がります(航空祭帰りも同じ)。
実際、今回はウチに帰ってから、一気にF-20タイガーシャークの塗装を済ませてしまった上に、放置されていたF-14Aにまで手を付けてしまいました(^^)
11月にはJMCの作品展があるので、これも「行けたら行く」ことにします。
05.11.6up