File37 撮影ボックスを作ってみた |
プラモデル関係の個人HPやを海外サイトの「Air Craft Resource Center」などを巡回していると、作品の撮影に苦労されている方も多いようで、私もサイト開設当初は外で撮ったり、部屋の片隅で撮ったり、背景も白布やデザインボードなどを使ってみたり色々と試行錯誤の連続でした。
玄関先で撮った例
白布バック・ベランダで撮った例
最近は作業机の上にB2(爆撃機ではない)サイズの青orグレーのペーパーを背景にしてトレペ製簡易ディフューザー付きの蛍光灯スタンドで撮影しているのですが、光量不足など で今イチ綺麗な写真が撮れないなどどうしたものかと考えていたところです。
市販の撮影ボックスは数千円〜数万円もしますので(GSIクレオスのフォトスタンドは3万円超)、年に数度しか使わないモノに大枚を投じるわけにはいきません。
そこで小型ランプと猫の爪研ぎボックスで撮影ボックスを自作しました。
ランプはホームセンターで1,250円で買ってきた渦巻き型白熱電球の付いたもので、爪研ぎボックスはボロくなって新しいボックスを買ってきたので廃棄予定だったもの、つまりはタダです。
このボックスを切り開いて、左右にレフ板代わりの白模造紙を貼り、真ん中に今まで使っていたカラーペーパーをクリップ止めして完成です。
ボックスの切り開いた部分は元々あった内側への補強用の折りシロ部分を外側に向けて折り曲げて多少の補強としています。
背景用のカラーペーパーは青とグレーのペーパーを上端で接着してリバーシブルで使えるようにしました。
ランプは電球のガードが針金だけですので、とりあえず模造紙でシェードを作り、前面にはトレペでディフューザーを付けましたがシェードは今後もう少ししっかりしたものに作り替える予定です。
これでも光量不足のようであれば今までの蛍光スタンドをサブ光源で投入したり、段ボールにアルミホイルを貼り付けた簡易レフ板を作って調整するようにします。
惜しむらくはこれを作ったのがサイトリニューアル直後で、既にリニューアル用の撮影が終わっていたということです(笑)
2006.10.10up