File41 2008年 大激作展&第48回全日本模型ホビーショー

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 昨年同様2つのイベントをまとめてアップ。

1.【9月20日】大激作展

 今年は松戸迷彩会との合同展示会。
 統一テーマが「F-4ファントムII」ということで、会場にはずらりとファントムが並んでいます。
 またクラブ毎のテーマはホラブロワーズさんが「回転翼&トレーナPt.2」、ストールさんが「爆撃(機)」、無名会さんが「B-25」、リバティーウィング)さんが「双発機」となっています。
 以下、順不同で。

左から「第30回激作展 統一テーマプレート」 「統一テーマF-4ファントムII」 「空自F-4スペシャルマーキング」

統一テーマプレート ズラリと並んだファントム 日の丸ファントム特別塗装機 

左から「試作型F-4A」 「女王陛下のファントム」 「1/32空自F-4飛行隊の尾翼のみ」

F-4A(試作型) 英海軍ファントムFG.1 1/32空自ファントム尾翼のみ参加

左から「1/32ブルーサンダー」 「仮想本土決戦 烈風がB-29を迎撃」 「1/200空中給油」 

1/32ブルーサンダー 仮想本土決戦、烈風がB-29を迎撃 KC-10からB-52への空中給油

左から「松戸迷才会 1/50空母ホーネット+1/48B-25ミッチェル」 「空中給油機にも給油中?」

  1/50空母ホーネット+1/48B25 空中給油機もタンクから給油中

 今回はちゃんとデジカメ持参で行ったのですが、ここ最近ケータイのカメラばかりで全くデジカメを使う機会が無かったため、すっかり操作方法を忘れてしまっていて、全自動モードでもピント、光量等に不具合が多く、使える(載せられる)写真が少なくなってしまいました。
 去年F-4祭りで作り始めたものの、未だ完成していない私としては、こういう展示会やホビーショー、航空祭でモチベーションを高めて完成に持って行きたいと思います。


2.【10月18日】第48回全日本模型ホビーショー(2008プラモデル・ラジコンショー)

 今まではバイク若しくは車で幕張メッセまで行っていたのですが、今回は諸般の事情により初めて電車で幕張推参となりました。

 今回は国産プラモデル誕生50周年記念ということで、会場内で記念展示、記念イベントが開催されていました。

 会場に入ると「著名人・有名人による作品展」として、模型誌で活躍されているモデラーの方々、2005年のショーのチケット、パンフに登場した石坂浩二氏、落語家の三遊亭金馬師匠、テレビ朝日アナウンサーの松井真氏などの作品がずらりと展示されています。

言わずと知れた 石坂浩二さん テレ朝アナウンサー 松井真さん バンダイ 「川口名人」こと川口克己さん

 その他の展示としては、子供の頃に遊んだ、作ったような記憶のあるロボット、プラモデルの展示「昭和30年代のロボットプラモデル展」、国産プラモデルの年代順に並べた「国産プラモデル誕生50年の歩み展」、ボックスアートの第一人者小松崎茂画伯の「巨匠 小松崎茂の原画展」などが開催されています。
 またイベントは「著名人・有名人によるトークショー」、「プロモデラーによる製作実演」「ミニ四駆雨グランプリ2008幕張大会」などが目白押しでしたが、今回は事情によりイベント系は全てパスしました。

誰でも一度は作った ジェットモグラ ワルサーP38とコルトガバメントはブローバック銃の定番

記念展示コーナーを一通り見たところで、各社のブースを見て回ることにします。

〔ハセガワ〕
 1/350空母赤城を正面に展示、その裏側に会場発表新製品の1/20フェラーリ312Tと並んで1/72E-2Cホークアイ”航空自衛隊”が展示されていました。E-2Cは少し前にアメリカで開催されたIMPSのショーでもアナウンスされていたものです。
 あとはマクロスシリーズのバリエーション展開で新製品が何種か出るようですが、私の場合、ガンダム風に言えばファースト・マクロスで終わっていますので、VF-1シリーズ以外は興味無し。
 ハセガワブース内のレベルの目玉は、米空軍の戦略輸送機C-17グローブマスターIIIで、出来はいいのですが1/144で8,400円ですから手が出ません。せめてハセガワが1/200で4,000円くらいで出してくれればいいんですけど。
 たまごひこーきシリーズの展示では、空自のF-4、F-15の列線の中に、F-16をそれっぽく塗装したなんちゃってF-2が1機紛れていました。
 ブースの一角ではパーツ、デカールの特売会が開催されていましたので、1/72空自系でめぼしいデカールが無いかと思って突入(それくらいの覚悟が必要)したのですが、1/72ファントムは旧版デカールしか見あたらず撤収。

E-2Cホークアイ(JASDF) バルキリーシリーズ レベル 1/144 C-17グローブマスター

空自たまごひこーき群  こっそり1機だけF-2(もどき)が...

〔童友社〕
 国産プラモデル第一号のマルサンのノーチラス(潜水艦)の金型展示と製品販売。
 最近速いテンポで驚異の少数分割の飛行機モデルを発表しているホビーボスも同社ブース内で製品の展示、販売。2割引くらいで売っていたのでユーロファイター・タイフーンくらい買っておけば良かった。

日本最初のプラモデル ノーチラス ノーチラス号の船体の金型 日本のプラモデルはここから始まった

〔バンダイ〕
 基本的にガンダム、ガンダム、ガンダム、たまにボトムズ、以上。

〔アオシマ〕
 最近「痛車」を次々にリリースしている同社ですが、何故かニッサン・レパードが新金型で、前期型・後期型を発表。でもこれってカラーリングからして完全に「あぶない刑事」仕様なんですが...当然横浜ナンバーが付くものと思われ。←アップ時点では、後期型(ブルー)が発売&入手済み。やっぱり横浜ナンバーが付いていました。前に出た「港302」とニコイチでもしようか...

痛車シリーズ レパード 前期型 レパード後期型

 去年発売(再販)になった「特装機兵ドルバック」ですが、今度は作品に出なかった設定資料上のメカを出すとのことですが、今更ドルバックでそれをやられてもなぁという気がしますが。

特装機兵ドルバック 新製品 

〔タミヤ〕
 プラモデルメーカーではバンダイと並ぶ規模のブースを構えるタミヤですが、今回は1/24スポーツカーシリーズ第一弾のマルティーニポルシェ935ターボがディスプレイモデルで復活。12月発売が待ち遠しいところです。ちなみにタミヤはこのショーに全力投球のためか、10月は一切新製品の発売がありません。

ポルシェ935ターボ ついでにもう1台ポルシェ956

 ブース内では新製品の展示だけではなく、工作キットで遊べるコーナーが設けられており、小さいときから模型に親しんでもらおうという姿勢が感じられます。他社にはこれが無いんですよね。モデラーも「高齢化」が進んでいますので、こういう事って重要だと思うんですけど。
 今回唯一の買い物が、ここで売られていたミリメシ風焼き鳥缶(CANNED YAKITORI)と乾パン(ARMY BREAD)です。まー新橋のタミヤプラモデルファクトリーでも買えるんですが...

タミヤ カンパン タミヤ 焼き鳥缶(中身はホテイ)

〔WAVE〕
 カミさんがファンの「ファイブスター物語」のモーター・ヘッドが展示されていましたが、去年出たエンゲージSR1に次いでSR3も開発中とのこと。F-4EJとF-4EJ改の違いは解っても、SR1とSR3の違いは解りません。

WAVE エンゲージ告知

〔インターアライド(トランペッター)〕
 今回の目玉はここの陸自99式自走155ミリ榴弾砲と96式装輪装甲車、そして高機動車です。

インターアライド 99式自走榴弾砲 インターアライド 96式装輪装甲車 インターアライド 高機動車

 本来こういう自国兵器装備はタミヤで出して欲しいと毎回のように書いてきたところですが、もう出してくれるなら何処でもいいです状態。展示品を見た限りでは出来も良さそうだし。問題は高機動車は前作73式小型トラック(新型)同様レジンキットで、大きさの割に値段が張ることです。
 高機動車(73式小型トラックも)はバリエーション展開を企画しているようですのでやはりプラスチック製品で出して欲しかったところです。
 そのほか、1/72CH-47チヌークの陸自版やBACライトニングも展示されており、現用機というかタービン(ジェット)エンジン機ではホビーボスとインターアライドが鼻の差くらいで新製品開発競争を繰り広げている感じで、ハセガワはE-2Cホークアイを出したものの、2社から7馬身くらい引き離されている感じ。ホークアイが無ければ周回遅れかも。

インターアライド 陸自CH-47Jチヌーク インターアライド BAEライトニング

〔その他〕
 エッチングパーツの
エデュアルドのブースでは、来日した同社副社長自らが製作を実演していました。

エデュアルド社 副社長によるデモ

 トイメーカーのやまとからは、「群雄【動】シリーズ」(リボルテックシリーズみたいなものか)として、戦国魔神ゴーショーグンにJ9シリーズの主役メカがそろい踏み。

やまと ゴーショーグン(後ろのパネルに注目) やまと J9シリーズ

 ゴーショーグンのバックにあったミンキーモモが気になって(^^;、調べてみたら、プロダクション・リード(旧:葦プロダクション)のメモリアルコレクションDVDのポスターでした。
 同社では
復刻オリジナルセル画の販売も手がけていて、ミンキーモモにブンドル局長、レミー・島田と約一名が涙ちょちょ切れそうなラインナップになっています。
 ただ受注による完全手作業による製作ということで1枚20,000円という超高値になっています。これならカミさんに描いてもらった方が安くあがる(笑)←ただしカミさんは絶対にミンキーモモは描かないのが問題。
 さらにやまとでは1/24でパトレイバーも開発中とのこと。1/24だとカーモデルと並べられるのがミソ?それにしてもパトレイバーもOVAが出てからもう20年とは...年取る訳だ(^^;

やまと 1/24パトレイバー

 フィギュアコーナーでは、びみょーに懐かしの「プラレス3四郎」のマンガ版に登場する吹雪今日子のプラレスラー桜姫のフィギュアも展示されていましたが、撮った後で撮禁と気付きましたが、個体単位で撮影禁止にされてもなぁ...個人的には桜姫よりアニメ版の吹雪今日子のフィギュアの方が(以下自粛)

やまと プラレスラー桜姫

 ドラゴンは、BSフジで放映している所ジョージさんの「世田谷ベース」との連動企画で、1/6で所さんのアクションフィギュアと1/4トントラック(ジープ)を企画中とのこと。所さんが特徴を捉えやすい顔をしているのか、原型師の腕がいいのか、フィギュアはそっくり。

所ジョージアクションフィギュア

 一般的にこういった華やかな(?)ショーには露出度高めのきれいなオネーチャンが付きものですが、見た限りではラジコンメーカーのヨコモ(ヨコモが”横堀模型”の略だなんて今の若い人は知らないだろう)のブースに2人いただけで、カメコもそんなに集まっていなかったように思えました。
 やはりこのショーは実物より二次元、あるいは二次元の立体化ものの方が人気があるのだろうか(^^;

ヨコモ コンパニオン

 ラジコンエリアもざっと見て回って、 今回のホビーショー見学終了。
 自称「飛行機モデラー」の割には飛行機のレポがほとんど無いのは問題(笑)←私の守備範囲の1/72現用ジェット(戦闘)機は出尽くした感があるか、メーカーが二の足を踏んで出さないか、デカール替えでお茶を濁すかしかないんだから仕方無いと自己弁護(^^;

08.11.25up


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