File35 第45回全日本模型ホビーショー(2005プラモデル・ラジコンショー)

 9月23日(金)、昨年に引き続き全日本模型ホビーショーに行ってきました。
 昨年は開場時間前に並んで開場を待ったのですが、今年は第一波が引くであろうと予想される12時少し前に東京ビッグサイト到着。学習効果のない私のこと、昨年ほどではないものの、駐車場の入り口がわからずビッグサイトの周囲の道路を回遊してしまいました。
 会場のある西館に入ると館中央エントランス(アトリウム)にサーキットが設置され、RCカーがドリフト全開でデモ走行をしていました。
 ショーが開催されている西1ホール前のチケット売り場でインターネット割引券で300円引きでチケットを買い入場。
 今年もまずはハセガワブースへ。
 と言っても事前情報では私の気になるような新製品の発表の予定も無かったため、「なんだかなぁ...」という感じで
一通りチェック
 1/48の
空自エアクラフトウェポンセットが展示されていましたが、1/48の空自機はT-4ブルーとF-4EJ改が1機ずつあるだけなのでこれを使う(買う)ことは多分無い。
 1/32マルヨン限定版とか1/48スパホ(スーパーホーネット)とか戦艦三笠とかスバルインプレッサWRC2005仕様(タミヤ製を買っちまった)とかフェアレディ240Z1971サファリラリー仕様(これはちょっと欲しい)とかありましたが、いずれも目新しさに欠けるような気がします。
 唯一、買ってもいいかと思ったのが、マクロスゼロの無人戦闘機ゴーストを背負った
VF-0A/S。無人偵察機(ドローン)D-21を背負ったSR-71に通じるものがあります。もっとも同じゴーストでも「超時空要塞マクロス」に出てくるQF-3000Eゴーストとは別物。個人的にはエンジン周りに松本零士テイストプンプンのQF-3000Eゴーストの方が好みなのですが。

 タミヤもこれと言った新製品が無かったのですが、今回も田宮俊作社長が来場されており、製品買い上げ客のサインに応じておられました。「社長!高機動車出して下さい!」と直訴してくれば良かったか...

 GSIクレオスのブースで、トランペッターの1/72
Tu-160ブラックジャック爆撃機、1/35LAV-25ピラニア、1/72英陸軍AS-90自走榴弾砲をチェック。
 ブラックジャックは出来は良さそうなものの作るスペースが無いので無理、ピラニア(ピラーニャ)はこれを改造した米陸軍のストライカー装甲車が出れば多分買いだと思う(トランペッターでなくてもイタレリからでもいい)、AS-90は1/72スケールでお手頃だが、陸自の99式自走榴弾砲といい勝負のデザインのダサさでドイツ軍のPz.H.2000と並べるのが気の毒なのでパス(^^;←Pz.H.2000は1/72でストックしている。

 他のメーカーのブースもざっと眺めたが、複数社から「男たちの大和/YAMATO」と「亡国のイージス」のあやかり商法的な新製品あるいは改訂版が結構出ていた。

 私も持っているハンドピースのエアテックス社のブースではブラシ塗装のデモをやっていたが、ブラシのカップに塗料と薄め液をそれぞれのビンから直接注いでエア逆流で攪拌するという大胆というかアバウトな方法で塗料の希釈をしていたのでちょっとビックリ。隣では女性にタトゥーの塗装(?)サービスもやっていました。

 RCブースでは、自立歩行ロボットが何社から出ていたが、昨年に比べると機能的に一定のレベルに達して多少余裕が出たのかデザインは結構垢抜けていました(笑)。
 ヒロボーでは昨年注目した小型電動RCヘリ、X.R.Bシリーズに待望のというか予想通りの
エアウルフが追加されており、デモフライトも見ることができた。ざねんながらホークがここ一番(カレー屋ではない)で使う「ターボ」は付いていないらしい(笑)


 ということで、今年も駆け足気味にプラモデル・ラジコンショーを見て回りました。
 今年は去年に比べて私が興味を持つ新製品の発表等が無かったのでこれでもヨシです。ミリタリー系はどのジャンルも元気なのは第二次世界大戦時の兵器(特にドイツ軍)という感じで、タミヤのルクレール戦車や前出のスパホ、ブラックジャック爆撃機などはあったものの、現用機、車両にイマイチ元気が無いのが寂しいところです。まぁ飛行機は20年ほど前に現用機の一大ブームがあったのでネタ切れの感もあるのですが、それでもデカール替えでお茶を濁すことの多いこと多いこと(泣)。
 今年もとうとうハセガワから陸自のスカウトヘリOH-1や海自のSH-60K、タミヤから高機動車の発表は無かったし...

 

05.10.18up


戯れ言一覧へ

inserted by FC2 system