File38 第46回全日本模型ホビーショー(2006プラモデル・ラジコンショー)

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 2006年10月21日(土)、今年もプラモデル・ラジコンショーに行ってきました。
 昨年、一昨年は東京ビッグサイト開催だったのですが、今年は幕張メッセということで、高機動メカZZ-R400で出撃(幕張往復の難行苦行(?)は叢書2006年10月参照)。

 13時過ぎにメッセ到着、チケットブースでネット割引券を提出して300円引の500円で入場。

会場右半分(RCエリア)

会場左半分(プラモデルエリア)


【ハセガワ】
 「日本に昂ぶる」というキャッチフレーズで1/350南極観測船「宗谷」、1/700重巡洋艦「古鷹」、1/48零式艦戦など展示されていましたが、現用戦闘機系の新製品のアナウンスはありません。1/72のF/A-18E/Fスーパーホーネット以外ここ何年も現用機の新規開発をやっていないのではないかと...
 その1/72スパホもデカール替え新製品は期待していたVF103ジョリー・ロジャースじゃなかったし...VF103はドラゴンが1/144でF-14とのコンビで出すらしい(F/A-18はドラゴン渾身の作との噂)。
 ハセガワはこれと言った目新しいモノはありませんでしたが、ハセガワに居候展示(?)の独レベルは、ユーロコプターのタイガーUHT、RF-4Eタイガーミート(いずれも1/72)とかなり期待できそうです。
 スケールモデル以上に目立っていたのが”電脳戦機バーチャロンマーズ”の「TF-14A Fei-Yen with VivitdHeart」です。
 ターンテーブルの上で回っているフェイ・イェンをアイドルの撮影会の如く、なめるようにカメラ−それもレンズの先端にストロボ発光を和らげる
ディフューザーまで付けたカメラ−を近づけてそれも大半をローアングルで撮っているキモヲタがいました が(^^;
 バルキリーやウルトラホークのように仮想世界の航空機ならまだしも、ロボットはバンダイに任せておけばいいじゃないかと小一時間...その努力を現用機に向けて欲しいとまた小一時間...

F/A-18Eスーパーホーネット ドラゴン1/144ジョリーロジャースコンビ レベル タイガーUHT
フェイ・イェン ジェットビートル(再販) バーチャロンシリーズ


【バンダイ】
 ガンダムやケロロ軍曹よりも宇宙戦艦ヤマトのコーナーに黒山の人だかりができているので行ってみると、主砲は砲塔旋回に砲身上下動、パルスレーザー機銃座も回転、波動砲も発光したりとやたらあちこち動いたり光ったりする電動ギミック満載の1/350ヤマトの試作品がデモを繰り返しています。おまけにシステムコントローラーが波動砲の発射装置(古代進が握るアレ)という凝りようで、その上プラモデル扱いというから驚きであります。もっともとても買える値段(5万円弱)ではありませんが...

ギミック満載 ピストルグリップ型コントローラー


【タミヤ】
 ブースの入口でパンフの入ったビニール袋をもらいますが、毎回思うのですがこういうサービスの点ではタミヤが抜きんでていますので、他社も見習っていただきたいものです。それと今年も田宮俊作社長自らブースに出向いて陣頭指揮(というか顔見せとかというか客寄せ)を執っておられました。
 タミヤの場合、展示エリアより物販エリアの方が広いくらいで、レジカウンターも4人(台)くらいで対応していて、ATM方式で一列に並んだ客をスタッフが空いたレジに素早く案内とかなり手慣れた感じです。
 さて、今回唯一買おうと思っていたのが、イラク派遣でも食されたショー限定の缶パンです。3種類の缶パンがあり、バラ売りと3個ワンセットがあったので、当然ワンセットの方を購入。

タミヤ社御大 限定(?)缶パンセット


【アオシマ】
 今やカーモデルがメインのメーカーという感がありますが、「新合金世紀シリーズ」という完成品にも力を入れているようで、宇宙海賊キャプテンハーロックのアルカディア号(TV版、2パターン)を展示していました。

TV版アルカディア号(青) TV版アルカディア号(緑)


【フジミ】
 こちらも新旧とりまぜカーモデルを次々と出していますが、期待のフェラーリ512BBの原型試作品(?)が展示されていました。スーパーカーブームの時に真っ先に名前を覚えた想い出の車です。
 先日再販のディノ246GTを買いましたので、これで30年前のスーパーカーが今のクオリティのモデルで揃えられることになります。これでどこかがバイエルンの白い狼(白いザクの事ではない)、BMW(ベー・エム・ヴェーだ!)3.5CSLなんか出たら失禁するかも(笑)←昔のニットー製は単に希少価値というだけで某店で数千円で売られてはいるが製品のクオリティを考えたらとてもそこまで出して買えない...
 ついでにレジン製「紫電改」をじっくり観察。

フェラーリ512BB レジン製紫電改


【トランペッター】
 1/72でF-105サンダーチーフを出すとかいう話しもあったと思うのですが展示は無く、前々からアナウンスされていて心中密かに期待していた1/35ストライカー装甲車が展示されていました。

ストライカー装甲車 ストライカー装甲車告知


【マイクロエース】
 1/144スケールの旧モデル(LS製等)をリメイクして出していますが、ついに新規パーツ追加でT-2CCVまで出す模様。
 それはそれでいいのですが3機セットというのは如何なモノかと思う。T-2CCVを3機買ってもどうしようもない(ノーマルT-2とのコンパチとは思うが)。

1/144 3機セットシリーズ T-2CCV


【その他】
  時間の関係上、上記以外尾模型各社のブースをさっと見て回り、GSIクレオスのブースで恒例Mr.カラーの一覧表をもらって、ファインモールドのブースで社長と女性モデラー(ライター)オオゴシ*トモエ嬢がのコント対談(?)をちょこっと聞いて終了。
 ラジコン各社もさっと見て回っただけですが、先日1/48エアウルフを買ったこともあり、ヒロボーのエアウルフ(エンジンと電動)だけはしっかり撮影。

「撮影禁止」らしいが… RCエンジン機 二重反転ローターの電動RC



 例によって駆け足で見て回ったホビーショーですが、1/72現用機モデラーとしてはかなりサムイ状況でした。
 特にハセガワが「日本に昂ぶる」と言いつつ「古い日本」にしか目を向けていないのが残念です。自衛隊機では観測ヘリOH-1、哨戒ヘリSH-60K、U-125救難機(飛行点検機)など製品化されていない機体がまだまだあります。
 新型自衛艦などは割と早めに発売されているのに対して、陸自AFV(高機動車や99式自走榴弾砲)、航空機(前述)の停滞ぶりは悲しい限りです。
 毎度、毎度ですが、来年こそは「○○○ キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!」と叫べるような新製品を期待。

 最後に千葉といえば
コレというお土産を駐車場の自販機で買って終了(笑)

06.11.6up


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